●九十九里浜は平穏無事でした

先日、ふと思い立って九十九里浜へでかけました。
途中で方位磁石と放射能計測装置を持参し、車内で計測をしながらの旅となりました。
しかし、この日通過した地域では特に異常は見られません。海岸についてから放射能を計測しても、むしろ自宅付近より低いくらいです。海岸だと海水で洗い流されるので低いのではないかと推測いたしました。
私は車で九十九里浜に沿い「波のり道路」を一宮まで行き、そこからＵターンして蓮沼海岸公園まで北上しました。写真はそこの海岸です。通過した一帯は特に津波による被害も見られず、前に来たときと変わらない様子でした。しかし平日であったために、海岸にいた人数は少なかったです。海岸に沿って設置された、高さ何メートルかある「波乗り道路」は、防波堤の役目を果たしているのではないかと想像します。
もう夏至も過ぎたのですが、これから夏本番となります。梅雨も明けると休日には沢山の人手で賑わうようになるでしょう。
途中で通過した、「東金九十九里有料道路」からは、植え付けを終えた青い田んぼが通過路上周辺一帯に見られました。この辺りは房総の米作地帯です。東北地方の災害のことはありますが、ここでは例年と変わらない光景が見られたので、なぜかほっとするのでした。今年のこの地域と関東地方の平穏無事を祈る次第です。

植木淳一