2008年11月5日水曜日

祝>オバマ氏の大統領選勝利

11月4日。米国の第44代大統領に民主党のオバマ氏が選ばれた。
「黒い米国もない。白い米国もない。アジア系の米国もない。中南米系の米国もない。あるのはアメリカ合衆国のみだ」と、米国の統一的活動をスローガンに掲げ、初の黒人系の大統領が誕生する。もともと米国はヨーロッパからの移民達が作った国である。だから人種差別など本来すべきではないはずである。彼の当選により米国にも、やっと人種差別のない民主主義の春が訪れるのではないだろうか。今後の彼の政治活動を注目すべきであろう。
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK830754720081105
オバマ氏の発言。「中国が興隆し、日本と韓国が主張を強める中、私は2国間協定や不定期な首脳会議、6カ国協議のような特定の問題に限定した取り決めを超える、より効果的な枠組みの構築に取り組む」「東アジアでの安定と繁栄を推進するためには、包括的なインフラストラクチャー(基盤)の作成が必要である」。こうした考え方は、本来日本が主導権をもって行うべきではないだろうか。
毎年、東アジアの各国首脳達とか大臣達が集い会い、様々な問題を話し合う場はすでにある。ここでは何も話題が無くても親睦をはかることで、相互の理解や関係が親密となり、いざというときの問題解決が容易になるだろう。同様のことを、ネット上や集会などで交流の場をつくり、民衆レベルで同様の交流をはかることも可能である。ここで、主義主張の壁を越えて民衆レベルの交流と相互理解が期待される。後者の発展を彼は期待しているのかもしれない。今後の米国と日本や世界の更なる発展を期待したい。

★世界平和への進展 http://www7b.biglobe.ne.jp/~wood_japan/sub01.html

植木淳一

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