★「都市一つ壊滅したかも」小惑星あわや激突…豪学者が観測
【ブリスベーン=岡崎哲】3日未明、直径30〜50メートルの小惑星が地球の近くをかすめていたことが、オーストラリア国立大学の天文学者、ロバート・マクノート博士の観測で分かった。
最接近時には地球からわずか約6万キロの距離で、博士は「衝突していれば1都市が壊滅するところだった」としている。
地元メディアによると、同博士は2月27日、200万キロ以上離れた宇宙空間に時速3万1000キロもの速度で地球に向かって来る未知の天体を発見し、軌道を計算したところ、太陽の周りを1年半かけて公転する小惑星だった。この小惑星は3日午前0時40分(日本時間2日午後10時40分)に地球に最も近づき、その距離は、月との距離(約38万キロ)の6分の1弱に当たる約6万キロだった。
この小惑星の大きさは、1908年にロシア・シベリアに落ち、2000平方キロの森を焼き尽くしたものに匹敵したという。
地球への再接近は100年以上先になる見込み。
国立天文台の入江誠・広報普及員の話 「小惑星と地球との距離が6万キロ・メートルというのは、宇宙の距離としてはものすごく近い。小惑星がここまで地球に接近するのは珍しいことだ。地球に衝突せずに通過してよかった」
(2009年3月6日12時29分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090306-OYT1T00518.htm
--------------------------------------------------------------------------------
●●新たな「希望」!!
★2025〜30年に有人月探査…政府構想素案
政府の宇宙開発戦略本部(本部長・麻生首相)は6日、2025〜30年に日本独自で人間を月に送る有人宇宙探査構想を有識者からなる同本部専門調査会に示した。
日本が得意とするロボット技術と有人探査を組み合わせ、独自性のある宇宙探査の実現を目指す。
今後の専門調査会での議論を踏まえ、5月にまとめる宇宙基本計画に盛り込む内容を詰める。
同本部が示した素案では、2020年頃にロボット技術を生かした無人の月探査を行い、その上で有人探査を行うとした。しかし、6日の専門調査会では、数兆円ともされる費用など問題点の検討には至らず、4月の調査会で改めて議論することになった。
政府はこれまで、独自の有人宇宙計画に消極的な姿勢を示してきており、現在は国際宇宙ステーション(ISS)への参加など国際協力が中心になっている。今回の素案は、従来方針から転換する内容だが、費用以外にも、有人活動による人命の危険への対応など課題は多い。(2009年3月7日19時35分読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090307-OYT1T00762.htm
p.s. この話は遅きに過ぎたかもしれません。しかし日本が技術立国を目指す以上、中国が将来行うだろう「有人月面探査」との競争に参加していないと、未来には、米国やEU加盟国だけでなく、中国やインドからもはるかに遅れている国と思われる可能性があります。
現在のところ、この開発に要する費用が膨大ですが、イオン・ロケットエンジンを拡張強化した廉価で宇宙を旅行できるような宇宙船など、新たな技術に期待したいところです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★月面有人探査、25−30年に 政府構想「基地を建設」(日経ネット)
政府の宇宙開発戦略本部は6日、今後の宇宙政策を検討する専門家会合で、将来の有人宇宙開発計画の素案を示した。当面は月に重点を置き、2020年ごろにロボット探査を実施したうえで、25—30年ごろに本格的な有人月面探査に移行するとしている。有人月面探査は研究機関が検討しているが、政府レベルでの構想は初めて。
同本部は宇宙政策の方向性を示す「宇宙基本計画」を検討している。同本部の豊田正和事務局長は会合後に開いた記者会見で「(5月にまとめる宇宙基本計画に)何らかの形で盛り込むのが今の方向性だ」と話した。
素案によると、第1段階として、20年ごろに無人探査機を月面に軟着陸させ、日本が得意とするロボット技術による探査を実施する。月面に科学探査拠点を建設する準備を行う。第2段階では、25—30年ごろに科学探査拠点を活用、人とロボットの連携による本格探査に移行する。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090306AT1G0603906032009.html
地上は生物であふれています。しかし、どの生命体も単独では生きられません。様々な環境条件を必要とします。動物は必ずエサと酸素を必要としますし、それが最終的には植物に由来する事が知られています。植物は葉緑素を用いて水や空気中の二酸化炭素を使い太陽エネルギーを糖や澱粉に固定します。それを地上の生命体は食べているのです。また、地上の生命体には様々な元素を供給して足場となる硬い地面(地球)が必要であり、空気や太陽もまた必要なのです。さらには、生物の死骸を土にまで分解する様々な小さな生物達や微生物も必要となります。そのように考えると、結局、地上や宇宙にあるもの全てが地上の生命体には必要なのかもしれません。 人間もそれらの全てと本来は関連を持ち、その一部なのです。
2009年2月19日木曜日
ハーバード大学が地球衝突を予測した隕石がスーダン上空で大気圏に突入し爆発!!
こんにちは。
金曜日に春一番が吹いてから土曜日は夏のような暑さとなりましたね。
梅も咲き終わり、すっかり春らしくなってきました。
今回は、地球に接近する小惑星に関する話題を少し。
地球に衝突する可能性のある小惑星が、わりと沢山あるらしいですね。
ハーバード大学が地球との衝突を予測した小惑星が、その予測通り、実際にスーダン上空で地球の大気圏に突入しました。(直径3m位)。しかし、この小惑星は小さいため、大気圏中に衝突痕を残して消滅したのではないかと推測されています。このように衝突予測された隕石の衝突痕が大気中で観測されたのは、天文学史上初のことらしいです。
●ハーバード大学が地球との衝突予告した隕石「2008 TC3」、スーダン上空で爆発
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200810091714
●衝突前に見つかった小惑星、その後の姿
http://www.astroarts.co.jp/news/2008/11/10asteroid_2008tc3/index-j.shtml
●スーダン上空で大気圏に突入し、爆発した隕石の噴煙の写真。
http://www.astroarts.jp/news/2008/11/10asteroid_2008tc3/trail.jpg
★ASIMA News
http://asima.seti.org/
★Near Earth Object Program (Full story)
http://neo.jpl.nasa.gov/news/2008tc3.html
現地は人口が少ない地域なので、目撃者がいないのですが、あるいは隕石の一部が地表に落下した可能性もあるといわれています。
こうした隕石以外に地球軌道に似た軌道をもつ小惑星がありますが、未来にはそれらとの衝突を心配する必要が出てくるでしょうか。
その例として小惑星2009BDがあります。この軌道は、地球の軌道と重なるほぼ同じ軌道上を回っているために、最近(2009年1月25日)、70万キロまで地球に接近したそうです。これは月と地球の距離の約2倍の距離。地球と衝突する心配はないが、今後も地球と並んで太陽の周りを回り続けるそうです。(この小惑星は直径約10m)。
●地球に付き従う小惑星2009 BD
http://www.astroarts.co.jp/news/2009/01/29mp2009bd/index-j.shtml
こうした地球と同じ軌道上を回っている小惑星が他にもいくつか発見されていて、観測が続けられているようです。
●小惑星アポフィス
この小惑星は、2029年に地球と衝突するかもしれないと報道され、一時話題になった。その後、少なくとも2029年の接近では衝突しないことが判明している。(直径390m)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9_(%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F)
●準衛星 2003 YN107
1996年から2006年までの間、地球から0.1天文単位(1,500万km)以下の距離を保ったまま、地球の周りを一年かけてゆっくりと回るように動いていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/2003_YN107
●アテン群小惑星
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%86%E3%83%B3%E7%BE%A4
●小惑星の分類
http://www.gekkou.or.jp/g-8/g8-05/hyou-asteroid01-05.html
大きな小惑星は、地球に衝突すると大変なエネルギーを放出するために、地上の生物界に大変なダメージを与えます。
しかし実際問題として、小惑星が地球に衝突する予測がなされても、今のところ何もできないのが現状でしょう。もしも軌道の予測からそうした小惑星が発見されたときに、どのような対応をしたら良いのか、皆で考えておくのも良いのではないでしょうか。某映画のように核爆弾で粉砕するというのもひとつの方法かもしれません。そのような場合、公的機関は大衆に心配を与えないために情報を秘匿する可能性も大です。
こうした情報は普通、何もメリットないと考えられますが、宇宙に興味を持つ上でひとつのキーポイントとなるかもしれませんね。
-----------------------------------------------------------------------------------
過去に、木星には大きな彗星が衝突して、地球ほどの大きさの噴煙があがったことがありました。もしもそのような彗星が地球に衝突したら、地上の生物たちはほぼ全滅するでしょう。
★シュメイカー・レビー第九彗星
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%E7%AC%AC9%E5%BD%97%E6%98%9F
★SL9 木星衝突!
http://homepage2.nifty.com/s-uchiyama/magatama/25SL9.html
★1994年木星に衝突したSL9彗星の痕
http://pro.tok2.com/~aq6a-ink/ms/sunsys/jupsl9.htm
★シューメーカー−レビー第9彗星
http://www.cgh.ed.jp/TNPJP/nineplanets/sl9.html
そうなると、たとえば月面基地でも作っておけば、とりあえずそこに住んでいる人達は地上の人類が亡びさっても生き延びられるのです。それで種としての人類の寿命は大幅に延びることになります。また、ほとぼりの醒めた頃に地上にやってきて、新たな都市を建設してゆけば良いわけです。
そうなると、そのために、どれくらいの費用と労力をかけられるのかが問題とされる所です。もしも、安価に月へ行ける方法が見付かれば、月面都市構想も夢ではなくなります。火星都市もです。
どうぞ今年の初春もお元気でお過ごしください。
植木淳一 2009年2月19日
金曜日に春一番が吹いてから土曜日は夏のような暑さとなりましたね。
梅も咲き終わり、すっかり春らしくなってきました。
今回は、地球に接近する小惑星に関する話題を少し。
地球に衝突する可能性のある小惑星が、わりと沢山あるらしいですね。
ハーバード大学が地球との衝突を予測した小惑星が、その予測通り、実際にスーダン上空で地球の大気圏に突入しました。(直径3m位)。しかし、この小惑星は小さいため、大気圏中に衝突痕を残して消滅したのではないかと推測されています。このように衝突予測された隕石の衝突痕が大気中で観測されたのは、天文学史上初のことらしいです。
●ハーバード大学が地球との衝突予告した隕石「2008 TC3」、スーダン上空で爆発
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200810091714
●衝突前に見つかった小惑星、その後の姿
http://www.astroarts.co.jp/news/2008/11/10asteroid_2008tc3/index-j.shtml
●スーダン上空で大気圏に突入し、爆発した隕石の噴煙の写真。
http://www.astroarts.jp/news/2008/11/10asteroid_2008tc3/trail.jpg
★ASIMA News
http://asima.seti.org/
★Near Earth Object Program (Full story)
http://neo.jpl.nasa.gov/news/2008tc3.html
現地は人口が少ない地域なので、目撃者がいないのですが、あるいは隕石の一部が地表に落下した可能性もあるといわれています。
こうした隕石以外に地球軌道に似た軌道をもつ小惑星がありますが、未来にはそれらとの衝突を心配する必要が出てくるでしょうか。
その例として小惑星2009BDがあります。この軌道は、地球の軌道と重なるほぼ同じ軌道上を回っているために、最近(2009年1月25日)、70万キロまで地球に接近したそうです。これは月と地球の距離の約2倍の距離。地球と衝突する心配はないが、今後も地球と並んで太陽の周りを回り続けるそうです。(この小惑星は直径約10m)。
●地球に付き従う小惑星2009 BD
http://www.astroarts.co.jp/news/2009/01/29mp2009bd/index-j.shtml
こうした地球と同じ軌道上を回っている小惑星が他にもいくつか発見されていて、観測が続けられているようです。
●小惑星アポフィス
この小惑星は、2029年に地球と衝突するかもしれないと報道され、一時話題になった。その後、少なくとも2029年の接近では衝突しないことが判明している。(直径390m)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9_(%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F)
●準衛星 2003 YN107
1996年から2006年までの間、地球から0.1天文単位(1,500万km)以下の距離を保ったまま、地球の周りを一年かけてゆっくりと回るように動いていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/2003_YN107
●アテン群小惑星
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%86%E3%83%B3%E7%BE%A4
●小惑星の分類
http://www.gekkou.or.jp/g-8/g8-05/hyou-asteroid01-05.html
大きな小惑星は、地球に衝突すると大変なエネルギーを放出するために、地上の生物界に大変なダメージを与えます。
しかし実際問題として、小惑星が地球に衝突する予測がなされても、今のところ何もできないのが現状でしょう。もしも軌道の予測からそうした小惑星が発見されたときに、どのような対応をしたら良いのか、皆で考えておくのも良いのではないでしょうか。某映画のように核爆弾で粉砕するというのもひとつの方法かもしれません。そのような場合、公的機関は大衆に心配を与えないために情報を秘匿する可能性も大です。
こうした情報は普通、何もメリットないと考えられますが、宇宙に興味を持つ上でひとつのキーポイントとなるかもしれませんね。
-----------------------------------------------------------------------------------
過去に、木星には大きな彗星が衝突して、地球ほどの大きさの噴煙があがったことがありました。もしもそのような彗星が地球に衝突したら、地上の生物たちはほぼ全滅するでしょう。
★シュメイカー・レビー第九彗星
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%E7%AC%AC9%E5%BD%97%E6%98%9F
★SL9 木星衝突!
http://homepage2.nifty.com/s-uchiyama/magatama/25SL9.html
★1994年木星に衝突したSL9彗星の痕
http://pro.tok2.com/~aq6a-ink/ms/sunsys/jupsl9.htm
★シューメーカー−レビー第9彗星
http://www.cgh.ed.jp/TNPJP/nineplanets/sl9.html
そうなると、たとえば月面基地でも作っておけば、とりあえずそこに住んでいる人達は地上の人類が亡びさっても生き延びられるのです。それで種としての人類の寿命は大幅に延びることになります。また、ほとぼりの醒めた頃に地上にやってきて、新たな都市を建設してゆけば良いわけです。
そうなると、そのために、どれくらいの費用と労力をかけられるのかが問題とされる所です。もしも、安価に月へ行ける方法が見付かれば、月面都市構想も夢ではなくなります。火星都市もです。
どうぞ今年の初春もお元気でお過ごしください。
植木淳一 2009年2月19日
登録:
投稿 (Atom)