中国の今年上半期(1月ー6月)の貿易(輸出入)総額は、1兆3547億4000万ドルでした。また、日本と中国との貿易(輸出入)総額は1383億7395万ドル(約11兆8000億円)でした。年間だと、この約二倍の金額と考えられますが、日本から見た中国との貿易額は、世界相手の貿易額全体の約20%くらいとなります。一方、中国から見ると、日本との貿易額は全体の約10.2%になります。この金額が大いか少ないかは見る人により異なりますが、貿易関係者にとっては、魅力あるものでしょう。
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2010-08/10/content_20678470.htm
http://www.sxgx.com/Economy/2010/0820/Real-Estate_10770.html
こうした利益を互いに維持するには、両国の人達の理解と友好関係の樹立が必要となります。相手の国の事情や習慣の理解、そして親しい交流を通じて、同じ人間なのだということを知る必要があると思うのです。できれば中国語で会話できると意志疎通や交流には有理です。これからの日本の教育では、第二外国語を中国語にするべきかもしれません。
しかし、安易に近づくことは危険があるように見えます。
つまり社会的な体性が全く異なるからです。また法律も違います。
孫子の兵法に「敵を知り己を知れば百戦百勝危うからず」というのがあります。この場合、相手を敵と認識するようではダメですが、相手の国や人間をよく知ることは必要だと考えます。
かつて、米ソの「冷戦時代」に聞いた言葉の中に「1グラムの理解は1メガトンの核爆弾に匹敵する」というのがあります。戦争状態にある国民同士の間に「互いの理解と思いやり」があれば、核兵器の恐怖をも克服できる力が生まれるということでしょう。
中国と日本は隣国同士なので、これからも常に関係を持ちつづけるでしょう。
そうした中で、様々な問題も当然起きてくるのは必定です。そうした時に必要なのが、国という枠を越えた人脈であり人間関係です。場合によっては人脈により政治的な問題さえ解決できるかもしれません。日本もこのあたりのことを、今後はもっと研究し進めてゆくべきだと考えます。
植木淳一