2009年2月19日木曜日

ハーバード大学が地球衝突を予測した隕石がスーダン上空で大気圏に突入し爆発!!

こんにちは。
金曜日に春一番が吹いてから土曜日は夏のような暑さとなりましたね。
梅も咲き終わり、すっかり春らしくなってきました。

今回は、地球に接近する小惑星に関する話題を少し。

地球に衝突する可能性のある小惑星が、わりと沢山あるらしいですね。

ハーバード大学が地球との衝突を予測した小惑星が、その予測通り、実際にスーダン上空で地球の大気圏に突入しました。(直径3m位)。しかし、この小惑星は小さいため、大気圏中に衝突痕を残して消滅したのではないかと推測されています。このように衝突予測された隕石の衝突痕が大気中で観測されたのは、天文学史上初のことらしいです。

●ハーバード大学が地球との衝突予告した隕石「2008 TC3」、スーダン上空で爆発
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200810091714

●衝突前に見つかった小惑星、その後の姿
http://www.astroarts.co.jp/news/2008/11/10asteroid_2008tc3/index-j.shtml

●スーダン上空で大気圏に突入し、爆発した隕石の噴煙の写真。
http://www.astroarts.jp/news/2008/11/10asteroid_2008tc3/trail.jpg

★ASIMA News
http://asima.seti.org/

★Near Earth Object Program (Full story)
http://neo.jpl.nasa.gov/news/2008tc3.html

現地は人口が少ない地域なので、目撃者がいないのですが、あるいは隕石の一部が地表に落下した可能性もあるといわれています。
こうした隕石以外に地球軌道に似た軌道をもつ小惑星がありますが、未来にはそれらとの衝突を心配する必要が出てくるでしょうか。

その例として小惑星2009BDがあります。この軌道は、地球の軌道と重なるほぼ同じ軌道上を回っているために、最近(2009年1月25日)、70万キロまで地球に接近したそうです。これは月と地球の距離の約2倍の距離。地球と衝突する心配はないが、今後も地球と並んで太陽の周りを回り続けるそうです。(この小惑星は直径約10m)。

●地球に付き従う小惑星2009 BD
http://www.astroarts.co.jp/news/2009/01/29mp2009bd/index-j.shtml

こうした地球と同じ軌道上を回っている小惑星が他にもいくつか発見されていて、観測が続けられているようです。

●小惑星アポフィス
この小惑星は、2029年に地球と衝突するかもしれないと報道され、一時話題になった。その後、少なくとも2029年の接近では衝突しないことが判明している。(直径390m)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9_(%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F)

●準衛星 2003 YN107
1996年から2006年までの間、地球から0.1天文単位(1,500万km)以下の距離を保ったまま、地球の周りを一年かけてゆっくりと回るように動いていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/2003_YN107

●アテン群小惑星
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%86%E3%83%B3%E7%BE%A4

●小惑星の分類
http://www.gekkou.or.jp/g-8/g8-05/hyou-asteroid01-05.html

大きな小惑星は、地球に衝突すると大変なエネルギーを放出するために、地上の生物界に大変なダメージを与えます。
しかし実際問題として、小惑星が地球に衝突する予測がなされても、今のところ何もできないのが現状でしょう。もしも軌道の予測からそうした小惑星が発見されたときに、どのような対応をしたら良いのか、皆で考えておくのも良いのではないでしょうか。某映画のように核爆弾で粉砕するというのもひとつの方法かもしれません。そのような場合、公的機関は大衆に心配を与えないために情報を秘匿する可能性も大です。

こうした情報は普通、何もメリットないと考えられますが、宇宙に興味を持つ上でひとつのキーポイントとなるかもしれませんね。
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過去に、木星には大きな彗星が衝突して、地球ほどの大きさの噴煙があがったことがありました。もしもそのような彗星が地球に衝突したら、地上の生物たちはほぼ全滅するでしょう。

★シュメイカー・レビー第九彗星
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%E7%AC%AC9%E5%BD%97%E6%98%9F

★SL9 木星衝突!
http://homepage2.nifty.com/s-uchiyama/magatama/25SL9.html

★1994年木星に衝突したSL9彗星の痕
http://pro.tok2.com/~aq6a-ink/ms/sunsys/jupsl9.htm

★シューメーカー−レビー第9彗星
http://www.cgh.ed.jp/TNPJP/nineplanets/sl9.html

そうなると、たとえば月面基地でも作っておけば、とりあえずそこに住んでいる人達は地上の人類が亡びさっても生き延びられるのです。それで種としての人類の寿命は大幅に延びることになります。また、ほとぼりの醒めた頃に地上にやってきて、新たな都市を建設してゆけば良いわけです。
そうなると、そのために、どれくらいの費用と労力をかけられるのかが問題とされる所です。もしも、安価に月へ行ける方法が見付かれば、月面都市構想も夢ではなくなります。火星都市もです。

どうぞ今年の初春もお元気でお過ごしください。

植木淳一 2009年2月19日

2 件のコメント:

Po さんのコメント...

紛争のあるスーダン上空、というのが意味があるのかなと
思いました。

Wood さんのコメント...

う〜ん。意味論としては面白いですね。

「神が紛争の続く地域へこの隕石を投下して、各国の有識者たちの目線を引き、注目をうながした」とかね。
その反対に「銃声や砲声と混じって、隕石爆発も目立たないだろうと考えた」からだとは思いたくないですね。