2009年2月27日金曜日

★なぜか、過去のパソコン通信の思い出。

『世界の人々が想念を自由に交換できるようになれば、ついには永遠の平和が地球に訪れる。』By George Adamski

春ですね~
最近になって、身近なところのある変化が気になってきました。
それが何であるのかは、まだ言わないことにします。

私は過去に、パソコンに関心をもち、PC8001の時代からパソコンを使い続けてきました。

この「PC8001」は、デスクトップのキーボードを少し分厚くした感じのもので、上面にはキーが並んでいます。このキーボード型マシンの背面からケーブルがでていて、テレビやカセットテープデッキに接続するようになっているのです。マシンの内部メモリーは256kBくらいのもので(詳細は記憶にない)、他にハードディスクやフロッピーディスクなど、記録媒体は何もついていませんでした。電源を切ったらプログラムは消えてしまうという、あっさりしたものです。

さらにこのマシンは、ビープ音のみがでるのです。そして16進キーで入力した機械語プログラムは「カセットテープ」に録音(?!)する時代でした。ゲームの効果音などは、ビープ音発生音源を機械語で高速にオン・オフして発音させるのです。プログラムの録音されたテープを再生して聞くと、ピロピロピーというような音が聞こえます。モニターはテレビ画面で、「カンサスシティー・スタンダード」(カセットテープにデジタル信号を録音する標準規格)なる言葉が懐かしく思い出されます。これで「インベーダーゲーム」をよくやりました。

その後、商用ネットができてパソコン通信がはじまりました。「NAVI」や「アスキーネット」が日本では最初であったと思います。それで私は、PC8801を購入してアスキーネットやコンピュサーブなどにアクセスをしていました。

やがて、1986年からPC-VANができて、パソコンBBSネットも多様化、多角化してきます。この後にNiftyServeやマスターネット、J&Pなどができました。(PC−VANが2001年に閉鎖されたのは惜しいことです。)

このPC-VANでは「未知の世界」SIGが異色であり、「UFOボード」や「超能力ボード」などがあり(正式なボード名称は「UFOサロン」と「超能力道場」)。当時流行した「ユリゲラーのスプーン曲げ」などと相まって話題となりました。囲碁テレビなどで超能力や気功などの番組が増えたのを覚えています。

【この「UFOサロン」はアダムスキー本「宇宙船の内部」中に書かれているような、大母船にあったサロン風の部屋をイメージして名づけたものらしい。(この書籍は「新アダムスキー全集」の第一巻の第二部にあたる。)このSIGの創設者は日本GAPの会員であったらしい。

当初は上品で学術的な書き込みも多かった。雑誌「サイエンス」に取り上げられた水産庁の調査船「開洋丸」のUFO目撃時件はここで取り上げられて、ニュースとなりました。また、日航機がアラスカ上空で巨大UFOと遭遇した目撃事件も、話題となりました。しかし矢追氏の「MJ12」事件を、あまり取り上げなかったので不評を買ったといわれている。

「超能力道場」は、当時、来日してテレビで有名になり社会現象化したユリゲラー氏の「スプーン曲げ」が盛り上げりました。このボード上に書かれた紹介で、私もユリゲラー氏、清田氏、秋山氏などのスプーン曲げの講演会に参加し何度か目前で観察できる好機に恵まれました。こうして、スプーン曲げのできる子供達が多数出現する結果となったのです。この後は、テレビでも各国の超能力事情などを紹介するテレビ番組が増えました。それが透視能力や気功研究、予知能力研究などへ波及していったのです。同様の書籍や雑誌も増えたように思います。

しかしその後、スプーン曲げ現象に社会的な批判が起きて、ボードにも書き込みがなくなったのです。また、秋葉原駅前では「スプーン曲げセット」なる手品用のグッズを売り始めました。当時はMr.マリックを生んだ手品も流行ったのです。
それで、参加者の意見を取り入れてボードは「霊能力」に改編されました。さらに後には「霊・霊現象研究」などに改編され続けて、夏には「怪談大会」で盛り上がるという変遷をとりました。ここには、精神科医師が登場して、後に「**先生の隔離病棟」なるボードができました。これは、あまりに変な事を書く者を「隔離する」ためではなく、名目としては、変な体験をした者達の相談所という性質が強かったと思われます。このボードは1年ほどで先生が多忙になったため閉鎖されました。

初代の「未知の世界」製作者であった「ALPHA」(または「あるふぁ」)氏は、当時、久保田八郎氏の会に所属し彼の既刊誌を購読していたという。後にSIG全体のオペを大阪の栢下氏に譲り本人はUFOボードだけを担当していた。やがて1990年には羽咋市で日本初の「国際UFOシンポジウム」が開催された。彼も知人と共にそれに参加したが、その時に天宮氏主催の夜の会合に出席して自己紹介し、その帰路に埼玉在住の清水和夫氏やUFO党の横田氏と同乗した車で和気藹藹と帰ったという。しかし、その一月後に「未知の世界」SIGで大騒ぎに巻き込まれ、オペ達は総退陣の憂き目をみて失脚したという。】(同SIG秘話)

これ以後は、こうした「不思議発見」のようなボードが、ニフティーサーブやマスターネットなど、後発の各BBSネットに設置されてゆきました。今では、インターネット時代を迎えて、そうしたホームページは何万とあります。もちろんインターネット上には、これ以外の話題が何でもあり、まさに「情報化時代」といえるのではないでしょうか。

私が個人的に関心をもった話題に近いものが、以下のリンク先にあります。ご興味のある方は、ご一読いただければ幸いです。(深入りをしないことも重要です。)

★GAサイト
http://www.gasite.org/link/index.html

★Cosmic Consciousness
http://www.adamski.jp/

★星々への切符
http://www8.plala.or.jp/aura/
同HP中にある平和への提案
『世界の人々が想念を自由に交換できるようになるならば、永遠の平和がついには地球を訪れる。』

植木淳一

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