2012年1月5日木曜日

●謹賀新年 今年もよろしくお願いいたします。

謹賀新年

今年もよろしくお願い申し上げます。
お正月は晴れた良い日和でしたが、やはり冬で少し寒かったですね。

ここ関東では元旦早々に地震がありまして、私はテレビ・ゲーム中でしたが、本棚から本が1,2個落ちてきました。そのためにあわてて脇にあった本棚を押さえ本棚が倒れないようにしていました。幸いに大した地震ではなかったようで、しばらくして収まりました。

テレビの公表によると、この地震は太平洋上の「鳥島」近海の地下360kmで発生したM7の地震でした。この近辺では震度4だったようです。なにか今年の先行きを暗示するような気がして、少し不安になりましたが、大丈夫でしょう。

●出口氏の未来展望

景気付けに、出口王仁三郎氏(1871年-1948年:大本教の教主で戦後は「愛善苑」を創建した)の預言でも少し書いてみます。(当たれば良いのですが・・・)

この宗教の重要な経典である大本神諭は「みろくの世」を予言していますが、この「みろく」とは仏教の経典にあり、末法の世に大災害が起きるが、その後に出現する「弥勒如来(みろくにょらい)」であります。彼は世の人々を導く導師的な存在のように考えられています。

■出口和明氏の「出口なお王仁三郎の予言確言」から

①「現在は、肉体が精神的な部分より上にあるが、みろくの世界では、精神的、霊的なものが肉体の上位に存在するような『霊主体従』の世界となる。また、全てのものは神からの賜り物であるという思想が世界に浸透する、といいます。また、世界は一体化するのだそうです。

②エネルギーは公害を生み出すようなものでなく、一種の磁力を用いるものとなるらしい。潮力発電や風力発電を用いることも盛んになるといいます。また、「電線が地上に張り巡らされているうちは駄目な世の中で、みろくの世の中になるとそんなものは無くなる。」というのです。これは都市の美観にも関係してくる問題で、地下に埋設するのか、あるいは別の形態なのか詳細はわかりません。こうしたエネルギーは宇宙に無尽蔵にあるというのです。

③「ボタン一つ押せば丹波にいて花のお江戸の芝居が見れる」。
これはテレビの出現を述べたものでしょう。この「映し出す機械」は腕時計式の小型のものも出来ると言っていて、「顔を見ながら世界中と話ができる」というのですから、現在の携帯電話(スマホ)のことかもしれません。また、「空中に文字を書いて押すと相手に届く」というのは、ブラウン管とか液晶画面に電子メールを書いて、それを送信することを言ってるのでしょうか。

④「時速700kmの弾丸列車が地上に浮いてブーッと行く」。
この速度の列車や鉄道はまだないですが、上海にある「磁気浮上列車」は時速300kmですから、これに近いものでしょう。でも時速700kmとなるとまだ未来のことでしょう。

⑤「東京、ニューヨーク間は45分。地球上のあらゆる地点へ行くのに3時間ですむようになる。世界日帰り旅行も可能で、世界は狭くなる」。
 これに関しては、弾道軌道で宇宙空間を通過する、ラムジェットエンジン等を備えた航空機が、こうした高速移動に適しているようです。
「土の中を潜ってゆく交通機関ができる」。
「風車や歯車を駆使して、自由自在に空が飛べる」。
「絶対に落ちない飛行機ができる」。

⑥「地上の理想的な人口は56億7千万人」だといいます。
「夫婦間には自然に2,3人の子供しか生まれないようになるから、生存競争に苦しむことはなくなる」。
「体質が変わってきて、二百歳くらいから老化が始まるようになる」。

⑦「労働時間は一日3時間。人によっては1時間でいい状態になる」。
「月に五日の基本的休暇の他に三日の祭日、つごうで八日の休日を予見してしており、各個人の状況に応じて一か月分ないし一年分にまとめてとってよいようになる」。
一日3時間の労働時間というのは、まことに結構なことです。かなりの年の老人達でも働ける環境となるのでしょう。

⑧ネクタイ着用のごとき形式上の服装より、ゆるやかな古代の衣服のような優雅さがよろこばれ、生活そのものが美化されていく」。

⑨「都市の構造はといえば円形の街区となり、各都市の中心部の広場には精神的な施設の建物、文化センターなどが営まれて、いわゆる文化のエリアと称すべきものとなる。都市の人口は10万人が理想とされるが、世界の各地にはそれぞれ風土的特色が加味されていく」。

⑩「教育はまず胎教からはじまる。母親の霊的向上に力点が置かれるのだろう」。
13歳以下は小国民的教育、14歳から二十歳以下の間は中国民教育、二十一歳からは大国民教育、という教育区分ができるらしい。
「愛の心を育み育てるために、子供のときから農業に従事させて物を育てること、土に親しむことの喜びを教える。世間へでてからの資格を取るための教育は姿を消し、人格の育成、人間と人間がじかに触れ合う形の昔の塾に似た形のものが尊ばれる」。

⑪「各宗教がその最大公約数とも言うべき人類の『和』をいかに具現するかが古来宗教者の究極の願望であって、それ以外の宗教は不要となる」。
「各人の御霊の立替え建て直しが完了して、神と一体化する世、王仁三郎も『宗教のなくなる世がみろくの世だ』と言っています。

等々

なかなか信じがたい部分も多いのですが、年初にあたり、ここは既成概念を取り払って、空想の世界にしばし遊んでみるのも悪くは無いと思いました。

しかし、人類の未来はどのようになるのか、それは神のみぞ知る、ということでしょう。
できれば、美しく暖かな愛情の溢れた社会、苦労の少ない世界を期待したいです。

植木淳一

2 件のコメント:

Po さんのコメント...

もう半ば実現しているもの、
あと少しで実現しそうなもの、
まだまだ実現しそうにないものなど
ありますね。

Unknown さんのコメント...

出口氏は1948年に亡くなられましたが、当時は戦後3年の時代で、東京はまだ焼け野原の状態ではなかったかと思われます。
 その時代やそれ以前に、こうした予言がなされた事に脅威を感じますね。

 彼の予言の骨子は「世の立替、建て直し」であり、「体主霊従」から「霊主体従」への一人一人の精神的な変革も含まれて居ます。

 弥勒如来が地上に降臨する予言である仏説法滅侭経には、その年にとんでもない数字が書かれています。しかし、そうした数字のごまかしがあるのは、予言が途中で消されないための配慮であると考えられます。

 弥勒如来の統治する世を見てみたいですね。

 植木淳一