●冬季オリンピックの熱戦

バンクーバー冬季オリンピックも最終日となりましたが、今朝の新聞には昨日の女子フィギュアスケートので見事に金メダルを取った韓国のキム・ヨナ選手と二位で銀メダルに輝いた浅田真央選手の健闘が一面で報じられていました。
この競技では、二十歳未満の女性達が、世界中の見守る中で華麗な演技を披露しているところにその素晴らしさがあります。また、カナダのロシェット選手は大会中に母親が急死したアクシデントにもめげず、よくがんばったと思いました。トップのお二人だけでなく参加した選手達のご健闘を讃えたいと思います。
浅田選手のおかげで日本は銀メダルをひとつ増やすことができました。これで日本選手団は、この大会で今のところ銀メダル二個に銅メダル二個となりましたが、少し残念な状態です。
（メダリスト達：http://vancouver.yahoo.co.jp/medal/japan）
とはいえ、オリンピックは参加することに意義があるのだから、とりあえずの目標は達成していると言えるわけです。あとは、キム選手と浅田選手のような話題づくりが沢山あると良いと考えます。
この大会のはじめでは女子のモーグル等を録画で見ましたが、選手達も精一杯努力しているせいか、メダリストや入賞できない選手がインタビューで涙を流すことも度々でした。
しかし、彼らは選ばれて参加し、力を出し尽くしたのだから成績の如何に関わらず誉められてしかるべきでしょう。結局、出場選手達は国家とか国民の期待を背負ってしまうので、かなりの精神的プレッシャーがかかるのは仕方がないことです。でも、オリンピックに参加した選手達は、終わった後に開放されれば、あとは清い疲労感と貴重な思い出と記録が残ることでしょう。
この大会に参加した彼らや彼女達に、心から限りない感謝と祝福を捧げたく思います。

植木淳一

p.s.
　日本選手の取得したメダルは、この後、女子のスピードスケート団体追い抜きで
　銀メダルが追加され（２８日）、銀メダルが３つ銅メダルが２つとなりました。