2010年9月11日土曜日

●測地衛星「みちびき」今日打ち上げ!!

【号外】
JAXAは、準天頂衛星初号機「みちびき」を載せたH-IIAロケット18号機の打ち上げの模様を、種子島宇宙センターからインターネットを通じて生中継します。
この衛星は、天頂を通る軌道をめぐり、地上での測地精度の向上を目指す実験を行います。現在のGPSに対して誤差3cmといいます。

こうした人工衛星の打ち上げも、たまにしか見れないので、見物する価値はあると思います。

●準天頂衛星初号機「みちびき」打ち上げ中継
http://www.jaxa.jp/countdown/f18/live/index_j.html

3 件のコメント:

Po さんのコメント...

順調に機能すると良いですね。
かなり役立つ衛星なのですね。

Unknown さんのコメント...

これはGPSによる[「測位システム」を補間するもので、自分が今地図上のどこにいるのかという測位情報の利便さと精度を向上させるデータを得るため行われる実験のようです。
たとえば、電波を出している衛星を天頂(真上)に常に置く(準天頂軌道)ことで、ビルの陰とか山の陰でGPSが作動しない所を無くすることができます。

最初は一つ、次の段階であと二つの衛星を打ち上げる予定です。つまり、静止軌道に衛星を上げると、赤道上に常に衛星は位置できますが、それだと日本から見て45度くらいの斜め方向に位置することになります。

結局、日本上空真上に衛星を常におくことはできないので、八の字型の弧を描いて衛星が上空にくるような軌道(準天頂軌道)をとることになります。これだと、一時的にしか真上に衛星が来ないので、あと二つの衛星を打ち上げて、交互にどれかが天頂近くに常にあるようにするわけです。

それらをGPS衛星と併せて使用すると、物陰になって位置情報が得られない不便が解消されるというわけです。
http://www.jaxa.jp/projects/sat/qzss/manager_j.html

Unknown さんのコメント...

補足です。
前のコメントに「日本から見て45度くらいの斜め方向に位置することになります
」という部分がありました。
これは赤道上空に位置する」の間違いです。日本(緯度45度の地域)から見て、45度くらいの方向に位置するときは春分か秋分の時になります。