2011年12月7日水曜日

●東京モーターショー2011 (その2)

東京モーターショーの続きです。

●日本グッドイヤーのブースでは、月面探査車の展示があり、そこに探査車に使われる金属製の「タイヤ」がありました。
 この金属ワイヤーで作られたタイヤは、
①パンクしない、
②高熱や低温にも劣化しない、
③ゴムより強度が高い、
などの優れた特徴を有しています。このため、月面上などの劣悪な環境でもこのタイヤは十分な性能を発揮してくれるので、月面探査車は長期間活動ができるというわけです。
 未来には、このタイヤを履いた月面探査車が月面上で活躍する姿を見たいものです。日本グッドイヤーはこのような夢のある展示でした。

 他のタイヤメーカー各社では、最近、タイヤに使用されるゴムを構成する高分子の技術革新があり、ゴムの性質を高分子技術で高性能なものに変化させた結果、タイヤが高性能化したというのです。
この革新的な技術により、転がり摩擦が低減したため、車の燃費が向上し、またブレーキ性能も向上したとのことです。実際にタイヤを触ってみると、乾いた硬質なプラスチックのような質感がありました。今後もタイヤは車の性能向上に役立ってゆくことでしょう。

植木淳一



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