2011年12月4日日曜日

★昨日3日は東京モーターショーへ行きました。

 昨日は東京ビッグサイトで開催されている「第42回東京モーターショー2011」へ出かけてきました。
 会場入り口で配られていた新聞には「10年先の未来がわかるモーターショー」と表題がついていました。また、入り口で配られている「NEWS12.03」には「世界は車で変えられる」と題がありました。確かに車に乗ってから世界観が変わりました。
【12月2日(金)ー11日(日)月曜日ー土曜日は10:00-20:00、日曜日は10:00-18:00】
 一般人:1500円。ただし、私はJAF会員証を見せると1300円になりました。他の会員証にも似た割引が得られる場合があるようです。

 当日の会場には車で出かけたのですが、土曜日で午後二時半ごろなので混雑していて、駐車場の空きが少なくなっていました。それで東海側の駐車場へ車を止めて、裏口ともいえる側から会場へ入ったのです。こちら側は送迎バスの乗降場所ともなっていました。
 ホンダさんの展示場を皮切りにあちこちの展示を見て歩いたのですが、片側のブースを見終えた時には午後4時を過ぎていて、通路に戻って休憩をとりました。そして、さらに反対側のブースを見て歩き、午後七時半に帰路へ付きました。今回は東展示等のみで全部は見れなかったです。

★会場内は相変わらず楽しい雰囲気はありましたが、特定のブース以外はあまり派手なパフォーマンスはやっていなかったです。今回はEV車が発展して、より長距離を安心して走れるようになった事や、EV普通トラックも展示されていました。さらには大型のトラックにもハイブリッド車が登場していました。

 また、ニッサン・リーフのように車を家庭用電源として用いるとか、三菱自動車の「MiEV LINE」のように、野外演奏会の電源車として使用したり、野外「Cafe」の電源車として利用するなど、様々な用途の展示が目を引きました。こうしたEV(電気自動車)の用途は、考えれば他にも色々とあると思われます。

●個々のブースにて目に付いたこと等。
 ホンダさんのブースは「人間を中心としたHondaならではの多彩なラインアップ」をテーマに、EVのバイクとかタウンウォーカー、ミニカー、小型車、次世代ハイブリットカー「AC-X」、空間的ゆとりの軽乗用車「N BOX」(N CONCEPTシリーズ)などが展示されていました。(他にバイク多数あり)

 スズキさんは「小さいからこそ未来は大きい」がキーワードのようで「小さな車づくり」「環境にやさしい大きな未来」をめざすとしています。テレビでもやっていましたが「ALTO」はガソリン1リットルで32kmを走行するというスゴワザです。
 フォルクスワーゲンさんは「人の心を動かす車作り」を目指しています。ブースでは、昔からのスタイルでコンパニオン達が車の前でポーズを取っていたのが目に付きました。ここは実際に展示を見てもらうしかないですね。雰囲気が素敵でした。
 NISSANさんは「EVのある生活が、社会と暮らしを変える」をテーマにした展示をしています。走行段階でCO2や排出ガスを全く出さない「ゼロ・エミッション」を目指してEVカーが主体の展示のようでした。既に発売されている「リーフ」を用いて、一般家庭に電力を供給することが可能となっているようで、リーフ車から二日分の家庭の電力をまかなえるそうです。この機能は災害時などで停電した時にも有効に利用できる可能性があります。
 MAZDAさんは、EVには手を出さず既存のガソリンエンジンの性能を高めて行き「走る喜び」や「環境へのやさしさや安全、高性能」を追求している。電装品への電力供給のために、燃料を約10%消費しているというコーナーがあり、見ていると、その10%をゼロにできる技術を開発中だという。どうもキャパシターを使用するところがミソのようですが、そうした技術の完成を祈りたいです。
 他にも多くの企業が参加展示していましたが、その全てをここに書くわけにも行かないので、私が撮影した写真の一部を御覧になりその雰囲気だけでも味わっていただければと考えます。

 総じて感じたことは、自動車産業界の技術革新(イノベーション)は目覚しく、毎年このような展示会を開催して、その最新の製品やコンセプトを提示できる、ということでしょう。

 残念ながら、科学技術は刻々と変化進歩していますが、人間の方はそのようにうまく進歩はしない事です。

 しかし、未来にはそうした日々刻々の進化が人間にも訪れるかもしれません。今の内からそうした準備をしておくのが、用意周到な人となるかもしれないです。それがどのようなものかわかりませんが・・・。

 植木淳一

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