2012年4月11日水曜日

■何もしない、素晴らしきゲーム三昧の日々

★ゲームをなぜ始めたのか

 私がテレビゲーム「ゼルダの伝説」に出会ったのは、昨年の暮れでした。
 当時は既に「ニュースーパーマリオブラザース」のDS版(三つ星)とWii版(五つ星)をクリアーして、ゲームもやめていたのです。しかし、Wiiに付属しているインターネット通信機能を利用して、何か新たな交友関係ができないものかとネット接続をしてみたのです。幸いなことに、三年ほど前にWiFi端末をWiiとセットで購入してあったので、少し古いから大丈夫かなと恐る恐る使用してみたのです。
 そして、N堂のホームページにアクセスをしたのです。

 そこに紹介されていたのが、「ゼルダの伝説 スカイウォード・ソード」でした。この「ゼルダの伝説」シリーズは、なんと25年間もの期間、製造と発売されていたものだというのです。そして、その最新作がこのソフトでした。つまりは25周年記念版だったのです。それで私は、それだけの長期間、発売され庶民に愛されているゲームはどのようなものかに興味を持ちました。そして、ついにアマゾンで購入したのです。

 しかし、いざ始めてみると大変なものでした。このゲームは、最終までストーリーがあり、その本筋を進んでゆくと、最後の決戦まで連続してゲームをクリアーしてゆかなければならないのです。行方不明になった少女ゼルダを探して、精霊(?)ファイに導かれながら主人公リンクの冒険は続きます。

 しかし、ゼルダの伝説を始めると、その面白さと対戦に熱中して寝食を忘れてしまうほどでした。何日も飲まず食わずで、疲れ果てるまでゲームに熱中しました。そして睡眠をとり、体力や気力が復活すると、またゲームにののめり込むという状態でした。あるとき、たまにはお風呂に入らなければと思い、湯船にお湯を張り風呂に入ったのですが、突然目の前が真っ暗となり、気分が悪くなり風呂場の床に這いつくばりました。おそらく貧血が生じたのでしょう。気が遠くなってゆくのを感じながら、これはもうだめかなと感じました。しかし、しばらくして、また通常の意識状態に戻ったので事無きを得たのです。おそらく、相当な自制心と忍耐力がないと、普通の勤め人には出来ないと思います。

 途中からは攻略本を購入して、それを元にゲームを進めました。自分の直観力やインスピレーションに頼っていただけなら、おそらく何年もかかるでしょう。
 しかし、個々のゲームをクリアしてゆく時には、ある程度の達成感があり、またゲーム中の一つの神殿や地域を通り抜けた後には、なんとも言えない満足感(自己満足だが)や清清しさが感じられたのでした。結局、ゲームを続ける気になるのは、そうした達成感や満足感が得られるからだと思うのです。

 結論から言うと、このゲームのネット利用は初期の目的とは別の方向に進んでしまいましたが、この三ヶ月半の間、ゲームの世界を存分に堪能したと言えると思います。

○四年前の推間板ヘルニアによる歩行障害とゲームのはじめ

 このようなことになるのも、毎年、年末になるとある焦燥感に追い立てられるのです。そして、なぜか車で逃避行動に移るのが常でした。しかし、腰骨が推間板ヘルニアになってから、この4年間ほどの間自由に動き回れなかったのです。それは、おそらく重いものを持ち、腰骨をねじったことが原因ではないかと追想しています。ある朝、突然に下半身の感覚が無いことに気がついたのです。トイレに便座に座っても、お尻に何かが触れている感覚がありません。そして、足がうまく動かないのです。なんとか立ってゆっくりと歩けることは歩けたのです。

 それで車を何とか運転して医者に行き、レントゲンを撮影したら、ある場所の腰骨の間隔が他の背骨の間隔より極端に狭くなっていたのです。医者は軟骨が磨り減っているというのです。年寄りには多いということでした。そして医師は、ビタミンB12製剤と消炎剤の張り薬を出したので、それを使用していました。また、二年ほど前からは背骨を引っ張ったりしていました。それで、次第に下半身の感覚が戻ってきたのです。当初は車のアクセルを踏む足も、どこを踏んでいるのかがわからなくて、足元を見ながらのノロノロ運転でした。結局、背骨の間から出ている神経が、狭くなった背骨の間に挟まって下半身の障害が生じていたのでしょう。テレビではリハビリが有効だということでしたが、推間板ヘルニアは7割り程度までしか回復しないという話がありました。

 私は父親が13年前に亡くなってからは全くの一人暮らしでしたが、そうなってからは、誰か他人を頼むこともしなかったので、食材を買いに出かける位のことしか出かける事は無かったのです。また、私はアパート経営をしていたことで、なんとか助かっていたわけです。

 それで、ニューマリオブラザーズのゲームソフト等を購入して遊んでいたのでした。これらのゲームにより、他には何にもできませんが、ボケ防止効果は十分にあったのではないかと自己満足的な評価をしています。
 よくゲーム中毒という言葉があります。私はこの三ヶ月半の間に「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」「同 トワイライト・プリンセス」、「同 夢幻の砂時計」、「同 時のオカリナ」(現在進行形)と連続して時間を使ってしまいました。

 最近では、足の裏に肉がついている感覚がだいぶ薄れてきているので、ヘルニアも大分良くなったのではないかと考えています。

 植木淳一

3 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

4月21日の今朝。ついに「ゼルダの伝説 時のオカリナ」(ゲームキューブー>Wii移植版)のエンディングが見れました。崩壊したガノン城跡でガノンを倒した後に始まるのです。
映画のエンディリングと同様に作者達の紹介文字が流れ、ゲーム中の登場人物達や各場面が続いてゆきます。
しかし、最後にゼルダ姫とリンクがお城の中庭で会う場面でエンドなのはどうしてなのでしょうか。その場面でハングアップ(The End)して終わるのです。
これでまた平穏な日々が始まるとよいのですが。

Unknown さんのコメント...

昨日はまた「ゼルダの伝説 時のオカリナ」(GCー>Wii版:要クラシックコントローラ)をやってしまいました。
 「黄金のスタルチュラ」を百匹全部取ったら何が起きるかに興味があったのです。それも昨日わかりました。・・・ささやかな喜びでした。

Unknown さんのコメント...

5月21日現在、今、新潟を旅行中で新潟市西の某ホテルに宿泊しています。昨日は「五合庵」を見てきました。私は5月から「ムジュラの伝説」をやっていますが、出かける前に、グレートベイ神殿のボスを攻略して出かけました。今朝は日食が見られるはずですが、うまく晴れれば良いと思います。皆様もどうぞお元気でお過ごしください。 植木淳一