2010年1月21日木曜日

●太陽系外の惑星がたくさん見つかっている

最近の天文学の流行のひとつが、太陽系以外の恒星(別の太陽)にある「惑星」探しでした。

「惑星」といっても地球のような岩石主体の天体と、木星のような分厚いガスが周囲を覆っている大きな天体があります。

今までに、太陽の近隣の恒星の大部分に惑星があることが確認されていますが、その数はおよそ350個を超えています。
これからは、直接的にその姿を確認するためのフェーズに入るようですが、そのための望遠鏡を設置した天文衛星「ケプラー」などが打ち上げられ活躍を始めています。

しかし、現在発見されている惑星のほとんどは巨大なもので、軌道も偏平で季節変化が激しすぎるなど、地球とは違い、生命の生存に適しているものは、まだ見つかっていないように考えられます。そのために、今後はより小さな地球サイズの惑星の発見へと努力が傾けられるでしょう。
さらには、周辺の別の太陽系に地球型の生命がいそうな惑星を探すことが流行るかもしれません。そして未来には、そこにいる生物探しがはじまるかもしれません。それは実に期待に満ちた楽しい世界になる予想があります。

植木淳一

●ケプラー衛星が系外惑星5個を発見
http://www.astroarts.co.jp/news/2010/01/14kepler/index-j.shtml

●すばる望遠鏡、系外惑星の撮影に成功!
【大阪大学、神戸大学、国立天文台などの研究者からなるチームが、すばる望遠鏡が2002年にとらえた恒星HR 8799の画像を解析したところ、一番外側の軌道をまわる惑星の姿が検出された。】
http://www.astroarts.co.jp/news/2009/05/25subaru_extrasolarplanet/index-j.shtml

●惑星科学の新時代到来、系外惑星の直接観測に成功
http://www.astroarts.co.jp/news/2005/03/28spitzer_exoplanets/index-j.shtml

●系外惑星を観測しよう
http://www.astroarts.co.jp/hoshinavi/magazine/extrasolarplanet/index-j.html

●太陽系外惑星「WikiPedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%BB%E5%A4%96%E6%83%91%E6%98%9F

●太陽系外惑星の一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E7%B3%BB%E5%A4%96%E6%83%91%E6%98%9F%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

●巨大な地球型惑星、太陽近辺に多数存在か
http://www.astroarts.co.jp/news/2006/06/19superearth/index-j.shtml

●地球型惑星は意外にありふれた存在かもしれない
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/12/22planet-formation/index-j.shtml

●液体の水、そして生命が存在する可能性も―
 地球にとても「近い」系外惑星、発見
http://www.astroarts.co.jp/news/2007/04/26gliese581/index-j.shtml

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