Space People and Paradise

地上は生物であふれています。しかし、どの生命体も単独では生きられません。様々な環境条件を必要とします。動物は必ずエサと酸素を必要としますし、それが最終的には植物に由来する事が知られています。植物は葉緑素を用いて水や空気中の二酸化炭素を使い太陽エネルギーを糖や澱粉に固定します。それを地上の生命体は食べているのです。また、地上の生命体には様々な元素を供給して足場となる硬い地面（地球）が必要であり、空気や太陽もまた必要なのです。さらには、生物の死骸を土にまで分解する様々な小さな生物達や微生物も必要となります。そのように考えると、結局、地上や宇宙にあるもの全てが地上の生命体には必要なのかもしれません。人間もそれらの全てと本来は関連を持ち、その一部なのです。

2010年4月13日火曜日

●宇宙でも「さくら」　国際宇宙ステーション

現在、国際宇宙ステーション（ISS）に滞在中の山崎直子宇宙飛行士と、野口聡一宇宙飛行士は、１２日（昨日）に、持参した琴（山崎さん）と龍笛（野口さん）を用いて「さくらさくら」を演奏した。国際宇宙ステーションに日本人二人が滞在するのは始めてのこと。（このときお二人は、総理官邸にいた平野博文官房長官と前原誠司宇宙開発担当相とで、衛星回線を使って交信した。）また、若田宇宙飛行士は過去に書道をISSで行っている。
地上の日本でも今は桜の季節なので、国際宇宙ステーションへも日本の季節感を持ち込んだ形となったわけです。今後のお二人のご活躍を期待いたします。
★ヤフーの記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100412-00000020-maip-soci

植木淳一