2010年8月10日火曜日

広島、長崎の原子爆弾の慰霊祭

ちょっと暗い話ですが・・・

昨日、八月九日は長崎市で原子爆弾の慰霊祭「平和祈念式典」が行われました。毎年、夏も終わりになると、これらの式典により原子爆弾への思いを新たにさせられます。
65年前のこの日に、長崎市は二発目の原子爆弾の投下により、多くの市民の死傷者がでて、その年の内に七万四千人近くの人が亡くなりました。
同じく65年前の八月六日には広島市で、世界初の原子爆弾が投下され、その年の内に十四万人の人が亡くなったと推定されています。

この「平和祈念式典」には、菅首相をはじめ長崎市長や世界から32カ国が参加しました。とくに、初めて英仏とイスラエルの代表が出席されたことは、原子爆弾を無くそうとする長崎市民の活動に向けて、大きな力づけとなったことと思われます。(米国の代表は出席せず)

また、広島市で六日行われた「平和記念式典」には米国のルース駐日大使と英仏の代表が出席しました。現在、「ノーベル平和賞」を受賞した米国のオバマ大統領は「核なき世界」へ向けて活動を続けていますが、駐日米大使のルース氏を同式典に参加させたのは、その意思の表れと考えられます。まことに立派な大統領が米国に現われたものと感心していました。

また、テレビでも放映された式典を見ていて、今後は二度とこのような惨事を起こさないで欲しいと願うのみでした。現在の核兵器は、広島と長崎に落とされたものより百倍から二千五百倍の破壊力をもっています。ですから実際にそれが使用されたら、その被害は広島や長崎とは比較できないものとなる予測があります。

人々の記憶や歴史は年月と共に風化して消えてゆきますが、この式典を今後も毎年欠かさずに行うことで、その記憶を新たにすることができると考えました。
かつて、世界人類の破滅を予想させた「全面核戦争」に至る「米ソの冷戦体制」は1991年に終結しましたが、まだ局地戦で核兵器が使用される可能性は残っています。
それで、このまま同式典が核兵器がなくなる日まで継続されることを願うものです。
あらためて広島と長崎の犠牲者の方々に黙祷を捧げます。

植木淳一

2 件のコメント:

Po さんのコメント...

広島、長崎の惨状をもっと多くの世界の人に知ってほしいです。

Wood さんのコメント...

こういう事を考えるだけで、気分が重くなり滅入ってくるね。
http://www.nhk.or.jp/no-more-hibakusha/
平和で明るく、健康的で豊かな社会になることを望みます。