2011年8月22日月曜日

■PCVAN復活? 太陽活動の低下

最近、PCVANが復活したという話を聞きました。
PCVANの名前を聞くと懐かしいですが、2001年に閉鎖された事を聞き残念に思っていました。しかし私は新たなそれを見たこともなく、単なる風のうわさ程度のことしか聞いていません。同事務局も、電話番号案内から調べられないので、どうやら誤報のようではあります。また、NiftyServeも@Niftyから入れなくなっていて、事務局に問い合わせると、皆、インターネットに移行したとの事。しかし、ここ20年くらいそのネットに近寄ったことがないので、どうしようか思案するわけです。いろいろと面倒な話を聞いているからです。

●サイクル24の話
最近のハムの話では、太陽活動の指標となる黒点周期「サイクル24」がある程度の上昇をしているようで、特定の短波周波数で海外との通信が出来ているそうです。しかし、ハムジャーナルによると、前回の「サイクル23」の60%程度くらいの上昇だろうという予測でした。

このように太陽活動が低下すると、なぜか地球が寒冷化するという話があります。これに関して、あるテレビ番組では欧米の研究家の例を挙げて説明していました。
それによると、太陽活動が低下すると太陽の磁場が縮小したり弱体化するのだそうです。そうすると太陽系外からの宇宙線が、地上にも多く届くようになります。そうなると、その宇宙線群が大気中にイオンを多く作るようになります。
雲の微粒子はそうしたイオンを核にして成長するので、地上上空には雲が増えるのだそうです。実際に測定した結果、太陽活動の低下と雲の量の増加が反比例の関係にあることが判明したといいます。雲が増えると地上は冷えてきます。この論理だと、ある程度の時間差がありますが、太陽活動の低下により地上は冷えるのです。
地球温暖化や異常気象が叫ばれている今日、寒冷化はある程度望ましい変化ではあります。しかし、異常気象がさらに拡大化するようだと困り物です。冷害などで食料不足に拍車がかかることが心配されます。

とにかく、世の中がより良くなることを期待していましょう。
なにしろ人間には、他の生き物にはない高度な「英知」が与えられているのですから。
その程度のことは十分解決できるはずです。

植木淳一

P.S. 太陽活動に関しては「天文年鑑2011」のように、「太陽活動周期が伸びた」という解釈もできます。だから、現在はまだ十分な活動に達していないという論理です。しかし、某テレビ番組のように、マウンダー極小期の前には活動周期が伸びて12年になったという研究があるそうです。そうなると、これは極小期を迎える序曲なのかとも考えられるわけです。

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

PCVANに関しては誤報だったようです。未だに発見できません。 植木淳一