2012年5月13日日曜日

食糧と肥満 BMIのお話し

 最近は、晴れた日に表にでると、とても気持ちが良いですね。なぜか自然界の美しさや、「新鮮さ」を感じるこの頃です。晴れた日は表にでて、できるだけ日光を浴びることにしました。
 しかし、アニメ映画「となりのトトロ」に出てくる娘さん達の名前が「さつき」と「メイ」なのは、この「五月」を意味していて面白いです。(五月は日本の古語で「さつき」、英語で「メイ」ですから。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%88%E3%83%AD
 この映画の物語はアニメで制作されたのに、なぜか「愛知万博会場」の跡地(公園)には、実物の家が建っていました。

 先日、スカパーで世界の食料事情を主題にした番組をやっていました。
 それによると、地上では140億人の人間が養えるといいます。しかし現在、地上には何億人かの飢えた人達がいるし、その一方で肥満の問題があります。
 新聞によると、世界の肥満の人口は現在19億人に増えたといいます。そして、年間260万人が肥満が原因で死んでいるとか。日本の肥満人口は166位で、下位にあるので、一応この点では及第していると考えられます。
 この調査は、BMI≧30の成人人口の割合を比較したものです。(2008年WHOによる調査)  このBMI(ボディー・マス・インデックス)は、BMI=(体重{kg})÷(身長{m}の二乗)で計算され、BMI≧25から「過体重」となり、BMI≧30だと「肥満」となるそうです。

 1位:ナウル(71.1%)
 2位:クック諸島(64.1%)
 3位:トンガ(59.6%)
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 24位:米国(31.8%)
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 47位:英国、ロシア(24.9%)
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 83位:ドイツ(21.3%)
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 108位:イタリア(17.2%)
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 120位:フランス(15.6%)
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 141位:韓国(7.3)
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 151位:中国(5.6%)
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 166位:日本(4.5%)
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 182位:インド(1.9%)
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 189位:バングラディッシュ(1.1%)

 アジア諸国に肥満が少ないのは、食生活が比較的健全な人達が多いからではないかと考えました。どうでしょうか。

 過去に「サーチュイン遺伝子」なる「長寿遺伝子」が発見されたというニュースが流れました。その問題を扱ったテレビ番組の情報では、この遺伝子は人間にもあるそうです。その番組では、普通の食事の60%程度に節食したサルが長生きで老化速度も遅く、いつまでも若々しく元気であったそうです。人間もそうありたいと願うのは誰しも同じでしょう。  それで、節食をし始めるのですが、なかなか食欲には勝てず、中途で挫折してしまうのが実情です。そうなると、怠け者でも同様の効果があるという「レスベラトロール」なる健康食品に頼りたくなるのも人間です。(???)
 現在、世界には糖尿病の問題もあるので、個人的にも食生活を良くしてゆこうと言う努力を今後も続けたいと考えています。

 ついに、2012年になりましたが、世間は相変わらずの不景気と喧騒の中にいます。各国の経済的な危機感も、まだ増大し続けるものと考えられます。
 過去に、末期的症状であった小国の財政難を、涙ぐましい努力で改善し続け、ついに黒字へと転換を果たした「上杉鷹山(うえすぎ・ようざん)」氏の活躍が思い起こされます。彼はその功労により、財政危機を抱えていた徳川将軍からも誉められたそうです。また、故ケネディ大統領が尊敬する人物として挙げたという話も聞きます。世界は彼のような人材を求めているのでしょう。とはいえ、今後、世界がどうなるのか、がぜん注目し続けたいところではあります。

 植木淳一

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